健康コラム

温泉の医学的な作用には、

・温熱による血管拡張や　血液循環の改善などの『物理的作用』

・温泉に含まれる成分による『化学的作用』

がありますが、いま注目されているのが総合的生体調整作用というもの。

温泉は自然豊かな場所にあることが多く、心の病気やストレス解消に効果があるとされています。

こうした環境を含めた温泉がもたらす効用のことを『温泉の総合的生体調整作用』と呼びます。

研究によると、数日以上温泉地に滞在することで体調が回復し、ホルモン値や血圧などが正常化して

くることが報告されています。

家のお風呂で温泉の素を入れても、温泉に行ったときと同じ効果を得られないのは、その環境も大きく影響しているからなのですね。

グルメや観光スポットをまわることに必死になるより、心身を整え、癒しを感じる『療養』を意識した温泉旅行も、たまにはいいかも知れませんね。

参考にしていただけると嬉しいです。