健康コラム

予防をしても、免疫力がなければどうしようもありません。

疲労は免疫力を低下させます。

だから疲労回復が先決です。

疲労すると体内では『疲労因子』が発生します。

それに反応して『疲労回復物質』が出てきてくれる。

この疲労回復物質が、細胞を破壊する疲労因子の働きを抑えてくれるのです。

じつはこの疲労回復物質って、疲労因子が出現しないと出てきてくれないんですね。

身体に負荷をかける

↓

疲労因子が出現

↓

それに反応して、疲労回復物質が出現

過度な負荷は、疲労回復物質より疲労因子が上回ってしまうため、疲労が蓄積されてしまいます。

一方、軽い負荷であれば数時間で疲労因子は減少し、疲労回復物質が量的に上回り、細胞の修復が進みます。

これが、軽い運動すると疲れが取れる理由のひとつです。

日頃から適度な運動をしていると、疲労回復物質の反応性が高まり、疲れにくい体質となります。

疲労回復物質の反応性を高めるには、じつは筋肉治療もおすすめ。

筋肉治療は、痛み刺激を生体に与える刺激療法です。

痛み刺激はストレッサーとなり身体を軽く疲れさせます。

筋肉治療を受けたあと、身体がダル重いのはそのせい。

しかし、そのストレスに反応して疲労回復物質が出てくるのです。

ストレス(疲労)は、身体にとって必ずしも悪いことではありません。

日ごろから軽い運動を心がけ、たまには筋肉治療を受けることで免疫力アップを目指しましょう。

参考にしていただけると嬉しいです。